鬼滅の刃が最終回を迎えました。途中から読み始める→アニメ→コミック読破→リアタイってな流れで読んでましたが、やはり単行本でまとめ読みするほうが面白いですね。
鬼滅の人気ぶりはあちこちで語られていますね。私の感じる魅力は鬼殺隊の剣士、柱達等の圧倒的個性ももちろんですが、私が魅力的だなぁと思うのは、鬼達の堕ち方にもかーなーり惹かれます。例えば、十二鬼月、上弦の鬼の猗窩座。彼の堕ち方なんてもう涙なしじゃ語れないでしょう。
細身で筋肉質なんてバッチリ私のツボ。強さへの執着っぷりも悪くない。そして、強さに執着する理由がね、悲しくも切ない。
病弱な父親と貧しい暮らし、父親のため生活のために犯罪を繰り返すけど、そんな風に息子を追い詰めてしまった父親は自死。ここまででもうやさぐれないほうがおかしいだろ!ってなレベルの不幸。当然自暴自棄。それを救った剣術道が場の師範と娘ちゃん。生きててもいいんだと、幸せになってもいいんだと、思えるようになったタイミングで、ライバル?道場連中に、師範と娘が毒殺されるって・・・・。
ねぇもうここで人間やめたって誰も文句言わないと思うよ?まっとうに生きようという希望をここまで砕かれて、復讐終わったあとにどうやって生きてくの?
そこまで追い込まれた武術の天才に目を付ける無惨様には、さすがでございますとしか言えない・・・。
んで、戦いの果て、なぜ自分が強さを求めたのか、守るべきものを守れなかった斬鬼の念が彼を鬼にした。
なんて鬼畜な作者様。一番の鬼ですわ。
アカザ、愛する恋雪ちゃんとの思い出を術にしているあたり、ここら辺がめっちゃツボ!記憶を失ったクラウドがザックス模倣しちゃうのと被るのよねぇ・・・。
あぁ、そんな二人を読みたくなったわ。記憶を取り戻したその時が、お別れの時です。さぁ、クラウド、遊びの時間は終わりだってセフィロスに言われながら、ザックスを思いながら去るってのもいいなぁ。
・・・・さて、リハビリssでも書くかな。
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