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派遣先の思い出

今の派遣業界ってほんと酷い。派遣そのものが矛盾した存在ってのもあるんだけど、派遣をいつでも切り捨てられるモノとしかみてないとこと、そうでないところの落差がすごく激しい。

以前、名前聞いたら誰でも知ってる一部上場企業に派遣で行ってたことある。時給は相場、制服あり。引継が1ヶ月もあって十分仕事覚えることが出来たし、社員さんもわからないことはなんでも聞いてくださいって言ってくれた。これ自体はよくある職場の潤滑油的発言ではあるけど、それでもやっぱり慣れない場所で声をかけてくれるのって嬉しい。
でもね、ここの人たちは聞かれたら答えるをほんとうに実行する人たちだった。社員教育が行き届いているって、こーゆーことかと実感しましたよ。もちろん、私も最初からワカランなんてアホはしない。

私がいた課の課長、ほんと格好良かった(仕事っぷりがね。ルックスは喪黒福造だったけど)

営業さんが取引先にお断りの電話を入れた直後のこと。課長的にはそれは電話で断っていいような話じゃなかったらしく、電話が終わった直後に営業さんに対して「電話ですましていいことじゃないぞ」って叱ってましたね。もちろん、営業さんはぶつくさ言ってましたけどね(苦笑)

ほんとにそうだったのか今となってはわからない。もしかしたら、さぼり癖をつけさせないためだったかも知れないし、こちらの信用を落としかねないからかもしれないし、その両方かもしれない。タイミングと叱り方が絶妙。叱りの技を見せてもらいました。

やっぱり、結果は同じだたったとしても、電話で断るのと直接お会いして断るのとでは、むこうさんのこちらに対する信用の度合いがちゃうもんねぇ。たとえ相手が格下であってもね。ちゅーか、でっかい会社なので大抵は相手の方が弱く小さいのにゃ。


ここ、同業他社からは体質的に甘いと言われながらも、社員とその家族をとても大事にしていて、それは派遣や契約社員に対しても変わらなかった。

会社行事、歓送迎会など参加・不参加は必ず事前に確認を取ってくれたし、直前はありえないし、飲み会積み立て資金も各課でやっているけど、うちは月々いくら集めてこんな風に使っていますが、積み立てに参加するかその都度徴収かなど、こちらの意志を尊重し確認してくれた。ほいでもって専用通帳作って、みんな管理していた女子社員さんに気軽に今いくらあるの?なんて聞くオープンさ。あ、福利厚生施設も使ってOKだった。


さらに、1年契約で更新決まった直後に旦那の転勤きまって、急遽退職せざるをえなくなってもこちらの状況を理解してくれて、その上次の赴任先で私の仕事先まで探してくれたです。結果的にはダメだったけど、そんなことしてくれるなんて思ってもみないじゃないですか。
戦力として認めてもらった直後に退職なんておもくそ迷惑かけてんのに、そこまでしてくれる会社なんて、ちょー感動もんですた。


他人行儀でも慇懃無礼でもなく、節度と距離感の保ち方がね〜〜、すんばらしかったのよ。いやもうこちらがひれ伏すくらいに。ほんと、勉強させてもらいました。

辞めるが辛かった。もっと経験積みたかった。

んなわけで、もし宝くじ一等があたったら、この会社の株絶対買っちゃうね。今でもこの会社のこと、こっそり応援してるもんね♪

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