インカ・マヤ・アステカ展

最近、NHKスペシャルでいい特集やっているなぁと思っていたら、この企画とリンクしていたのね。
そーだったか。全然知らなかったよ。

やっぱり日本のチベット鳥取にいると情報に疎くなりすぎるなぁ。

情報は自分で取りに行かなきゃいけないなぁ・・・。



反省。



インカ・マヤ・アステカ展



で、この企画、もしかしたら、前代未聞の凄すぎる企画かもしれない。
なぜならば、今までやアンデスの少女のミイラやシカンの発見、もっと地道な企画展等々、個々の特別展は今までもあった。
けれど、それはあくまでも個々の文明地域であって、中南米を包括して展示するという企画は無かったように思う。



だから、凄いんである。


これは、世界遺産というシステムの効果でもあるんだろうなぁ。



もっとも、世界遺産認定=世界的観光地の認定ってわけじゃないけど。


ともあれ、今回は中南米だけど、北中南米の先住民の文明が実は侵略という形で断絶させられた文明で、その時代の西欧の収奪の結果がイギリスの産業革命の資金源だったりもした、なんてことは取りあえずおいといて、日本初公開のお宝がいっぱいらしいから、絶対見に行くぞ、っと。



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モンゴルとアメリカの違い

堺屋さんの「世界を創った男ーチンギス・ハン」は、私的には2〜3話読めば十分というもんだったと昨日書いた。

その続き。

21世紀の今、世界には唯一のスーパーパワー米国が存在する。冷戦構造が消えてから、米国に軍事力で対抗する国家はない。人類史上、このような状況が出現したのはただ一度、13世紀のモンゴル帝国だけである。
by堺屋太一 日経サイトから拝借


これに異論は無いっちゃいや、無い。

以下、堺屋さんの本、全部読んでいるわけではないので、まぁ見当違いもあるかもねってことを前提として書く。

あのね、わにちゃん的にはここんとこだけは強調しておきたいのだ。

アメリカとモンゴルをスーパーパワーと多民族・多宗教を基軸に比較するのは別にかまわないけど、ただ一点、両者の最大の違いはこれだってこと。


モンゴルの魅力のひとつに、モンゴルは、多民族、多文化、多宗教の国家というもんがある。
ムスリム商人、漢人官僚その他諸々、半端でななく登用。
ま、ユーラシアは昔っからそーといえばそうなんだよね。ペルシャがそうだし。
だからモンゴルだけが特別にそうだというわけではなくて、モンゴルが最もダイナミックにそれを行った、ということなんじゃないかということを踏まえて。


けれど、同じ多民族・多宗教国家であると自負し、自由と平等のを謳うアメリカは、実はその建国からして人種差別主義だ。
アメリカの始まりは理想の信仰と国作りであるといいながら、先住民を同じ人間とは認めなかったし今も認めていない。


この一点をとってみても両者の違いってのは明白でしょ。

アメリカの言うグローバリズムとモンゴルが実現したグローバリズムは、その本質から見て決して同じではない。両者を知れば知るほど、グローバリズムなんて同じ言葉でくくられるのは嫌だなぁ、なんて思う。


そこんとこ、よろしくね。


余談:

このコラムに書いてあることは、アメリカを考える時にはいい資料だと思う。バランスがいい。
温故知新12.7

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モンゴルの歴史

堺屋太一さんが日経新聞に連載している「世界を創った男ーチンギス・ハン」って小説を、こないだ2〜3話新聞で読んだけど、これ、つまんなかった。

たぶん、

「モンゴル帝国の興亡 上下」 講談社現代新書
「クビライの挑戦—モンゴル海上帝国への道 」 朝日選書  どっちも杉山正明著

を読んじゃっているからだと思う。杉山正明さんのこの本は、モンゴルの初歩的な知識を得るためにはほんと必須の本(他にもあるけど)
こっちを読むほうが断然面白い。

だって、

「チンギス・ハンの拓いた『地に境なく人に差別なし』の理念こそ、グローバリズムの先駆けだった。そこに21世紀世界の未来を見ることができるのではないだろうか」
by堺屋太一 日経サイトから拝借

なんて先入観無しに読める。


まぁ先入観あってもいーけど、杉山正明さんの本読んじゃった後だと、堺屋太一さんのモンゴル帝国の話は、結果ありきで誘導される不快感がどうしても拭えないんだな。


歴史を学ぶってことは、自分の中にきちんとした筋の通った軸を作り上げることにあるので、こーゆー誘導的な要素の強いもんはむしろ私には必要ない。
また、失礼な言い方なんだけど、読み物として見た時も杉山正明さんの著書の方が堺屋さんの方より断然面白く読める。

たぶん、それこそがモンゴル帝国の本質、世界史を出現させたチンギス・ハーンと数多のモンゴル達の魅力なんだと思う。


ちなみに、経済という視点でモンゴルを語るなら「世界の改造者」と呼ばれたクビライと、そのブレーン達にもスポットを当てなきゃだと思う。そーでないと、モンゴルが遊牧民の国でありながら、同時に海の帝国であること軽視しがちになってしまいそうだから。

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